2026/07/08 09:55

ウリン製カッティングボードを販売し始めてから約3年経ちますが、当初は木材に対する知識がなかったこともあり、ひび割れに対してネガティブな気持ちを抱いていました。在庫をある程度かかえるようになってからは、大半のものはひび割れが生じるということも分かり販売を断念しようかどうか悩んだこともありました。然しながら、ウリンの木材としての価値や特性を理解してからはそのような悩みはなくなりました。

ウリンは何故ひび割れが生じやすいのか。
木材は普通品質や精度を安定させる為にある程度乾燥させてから加工します。
勿論弊社で取り扱っている商品もそのようにしています。
ただウリンは密度が高い木材であるが故に内部の水分が抜けにくく乾燥が難しいのです。当然水分を多く含んだまま加工すると、ひび割れの確率も高くなるというわけです。他にも日本とインドネシア・カリマンタン島の気候の違いもひび割れの原因の一つと言えるでしょう。ひび割れは不可抗力であり完全に防ぐのは、ほぼ不可能なのです。
冒頭ではひび割れに対してネガティブな気持ちを抱いていたこともあったとお伝えしましたが、今ではいろんなタイプの木材を見て経験値が増えたこともあり、逆にそれが個性と思えるようになりました。それに弊社の商品には割れ防止のための特別な塗装も施していません。ナチュラル志向の方には気に入って頂けるかと思っています。
とはいえ、ひび割れに対して懸念を抱く方が多いのも事実です。実際にご購入して頂いた方からご指摘頂いたこともあります。そのような際は、絶対に上から目線にならないよう丁寧に説明するようにしています。自分も当初は同じような気持ちを抱いていたので当然のことです。
それとは別に、出荷の際にはひび割れを含め木材の状態が問題なく使用できるレベルかどうかチェックも欠かさないようにしています。

ウリン製カッティングボードのひび割れ
販売不可レベルのひび割れ